猫白血病キャリアと判明して生後半年で保護した愛猫シマ。2歳半でリンパ腫を発症し、7ヶ月の闘病生活を経て3歳と1ヶ月で永眠しました。猫と映画とお酒をこよなく愛するcapucineの日記です。
by capucine40
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薬が効きません

シマの状態はその後も変わらず、体重はついに4kg代になってしまいました。
最近はご飯もほとんど食べず、スープタイプの缶詰を舐める程度です。
日によって体調の良い日と悪い日があるようです。
良い日はまだ朝になると私を起こしに来てくれます。
悪い日は北側の暗い部屋の隅にうずくまって鼻と口で浅い呼吸しています。
呼吸が速く、もうダメなのかな…と思うくらい悪い日もあります。

薬が効いていないのか、肺は真っ白なままで
以前のような劇的な変化を見ることはできません。
抗がん剤を投与しても以前は1日グッタリだったのに、のそのそと歩いています。
抗がん剤が体にダメージを与えないということは、
ガン細胞に対する効果も得られない可能性が高いのかもしれません。
しかも、左の肩にこんなに大きな脱毛の痕を発見。
病院の先生は皮膚病ではなさそうなので薬の副作用かストレスでは?
と言っていました。

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                  ■は、禿げちゃいました…■


シマは元気だと言っても、本当は心底元気だなぁと思ったことは
今年に入ってからはありません。
元気だと判断する元気さの基準が下がっているだけで・・・。
以前当たりまえのようにしていたことをするだけで、
今日のシマは元気だね~と言ってしまっているのです。

抗がん剤を打った日の夜は心配で熟睡できず、何度も起きて状態を見ています。
少し眠ると草むらを走り回っているシマの夢を見ます。
目が覚めると、そんな姿を見られなくなった現実に涙が出ます。
シマがうちにやってきてちょうど2年。
この2年間、24時間いつも一緒に居たから寂しいです。
シマに執着してしまっているのは、自分の為なのかなと思ったり。
助けられたのは私の方なんだなと思ったり。
病気と闘っているシマを見ながら、いろんなことを考えます。
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# by capucine40 | 2008-02-23 16:00 | sima-cat

戻ってしまいました

味噌作りを終えて自宅へ戻ったのは夕方。
珍しくシマは玄関までお出迎えに来てくれません。
ちょっと拗ねつつ近づくとなんとなくシマの呼吸の仕方がおかしく感じました。
昨夜は私が実家に泊まって留守にしていたので、
伊右衛郎さんに電話して昨夜のシマの様子を聞くと、
何ら変わった様子もなくご飯もよく食べたということでした。
その夜はマグロと鯛の刺身を買って帰ったのに、1切れ食べたか食べないか。
やっぱり私が留守にしてしまったことがストレスに感じたのかも。
そう思って出来るだけ一緒に過ごそうとしたのですが、
どうやら放っておいて欲しいような気配で北側の暗い部屋でじっとしていました。

これは良くない・・・。そう思い翌朝1番で病院へ連れて行きました。
次回の来院予定は18日の月曜日だったので、
先生にも「今日はどうしたの?」と聞かれ「呼吸が気になって・・・」というと、
かなり胸部の上の方で心臓の音がしているようで、
また肺が圧迫されている可能性が出てきたということでした。
前回診察を受けたのは4日の月曜日。
1週間でそんなに病状が急変するとは信じられなかったのですが、
レントゲンを撮ってみるとクリアだった肺がまた元通り真っ白でした。
余命1月と言われたのに目標の1ヶ月を元気に過ごしたシマ。
また病状が元に戻ってしまったことがショックでした。
でもこの1ヶ月以前と変わらずよく食べたのに体重は減る一方。
6.4kgあった体重は今5.34kgになっています。
今回はひとまずステロイドの注射を打ってもらい、
今後の抗がん剤投与の予定を先生と相談することになりました。

この病気は本当に先が読めないというか、突然体調が崩れます。
昨日まで元気だったのに・・・どうして??の繰り返しなのかもしれません。
まさに一喜一憂。先日までは治ったんじゃないかと思う程元気でした。
注射の効果か、シマはまた少しずつ元気を取り戻してよく食べます。
しかし、お腹での呼吸は相変わらず。
また肺に水が溜まって苦しい思いをしないことを願うばかりです。

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               ■ボク、雪の日は寒くても元気だったよ■
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# by capucine40 | 2008-02-13 12:26 | sima-cat

秘技!味噌玉投げ!!

三連休、久々に実家に帰りました。目的は味噌作り
capu母は毎年自家製味噌を作っていて、これがかなりの重労働らしいのです。
でも手をかけただけのことはあって本当においしい。
伊右衛郎さんも『お母さん味噌の味噌汁』が大好きです。
昨年までは消費専門でしたが、今年はお手伝いしつつ伝授してもらうことにしました。

味噌は一年で最も寒い日に作るのが良いということです。
運良く連休初日は大雪でしたが、そのおかげで自力で実家に帰ることが出来ず、
スタッドレスタイヤのハリアーでcapu父に迎えに来てもらいました。
実家に泊まるのは昨年のお正月以来約1年ぶりです。
高校生の頃から飼っている実家の雌猫『らん』はcapu父にベッタリです。
しかし「近頃は毎日私と一緒に寝る!」と自慢気に言う母。
そんな母の横に布団を敷いた私と何故か一晩中一緒に寝たらん……あれ???
そのせいなのか、実家を出て7年も経ったからなのか、全然熟睡できませんでした。
実家が落ち着く場所で無くなってしまったことがちょっと淋しかったり。

さて、翌朝は8時から圧力鍋3台を使って大豆をふかしまくりです。

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                ■3瓶の大豆は圧力鍋で12回分■

ふかした大豆は熱いうちに餅つき器で撹拌し、寿司桶に移して扇風機で冷まします。
冷めたら米こうじ、豆麦こうじ、塩と合わせてよく混ぜ合わせます。

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               ■米こうじ豆麦こうじを合わせたもの■

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              ■更に大豆と煮汁を加え合わせたもの■

大豆をふかした時に出た煮汁を加え程よい固さになるまでこねて、
ハンバーグの要領で空気を抜きながら拳大の味噌玉を作ります。

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                     ■これが噂の味噌玉■

その味噌玉を煮沸消毒した瓶に空気が入らないように投げつけます。
空気を抜くことに拘るのは、そこからカビが繁殖してしまうから。
とにかく密閉が原則なのです。
この投げつけ作業がとても難しくて、初心者の私は的を外してばかり。
長年作っているcapu母はコントロールが良くて妙に笑えました。
そして表面を均して塩をふり密閉したら床下へ寝かせて熟成する秋まで待つのみ!
3瓶作ったので終わったのはちょうどお昼頃でした。
単純作業ですが本当に重労働で腰が痛くてヘトヘトでした。
初めて自分で作ったお味噌、上手に出来るといいなぁ。今から秋が待ち遠しい~。
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# by capucine40 | 2008-02-12 19:33 | foods

回復しています

今日は抗がん剤の投与から一週間経ったので、病院へ検査に行きました。
血液検査の結果次第で、白血球の数値が下がっていないようならば、
次の抗がん剤を投与する予定が立てられるということだったので、
良い結果を期待しつつ病院へ向かいました。

触診で先生がシマの状態がとても良くなっていることに驚いていました。
それでも、体重を測定してみると5.3kg。前回より0.5kg減っています。
聴診器を当てると全く聞こえなかった心臓の音がよく聞こえるということで、
(私も抱いた時にトクトクと心音が伝わって来る変化を感じていました。)
すぐにレントゲンを撮って状態を確認しましょうということになりました。
血液検査とレントゲン写真ができるのに10分程待ちましたが、
その時間がとても長く感じました。
状態が良くなっているのだから良い結果に間違いないという想いと、
期待しすぎて焦ってはいけないと心を落ち着かせる気持ちが戦っていました。

そして診察室に呼ばれて先生から説明を受けました。
びっくりするほどの回復力だということです。
前回、肺を真っ白に覆っていたレントゲン写真は心臓の半分が見えるようになり、
横隔膜のラインがはっきりと見て取れる程に変化していました。
呼吸困難の心配はしばらくはなさそうだということです。
あとは肺前方の影が鮮明になり心臓がはっきり見えるようになれば、
再発しない限り、今までと同じように生活していけるということでした。
ただ、一つ問題があり、5000個あった白血球が減少し3000個程しかないそうです。
もう少し白血球の数が増えてくるまでは抗がん剤の投与は見送った方が良いようです。
来週の血液検査の結果とレントゲンによる肺の状態を見て、
今後の治療方針を決めて行くことになりました。
とにかくシマが辛くない状態を脱することができて本当に良かったです。

猫白血病ウィルスは感染猫の80%が数年内にリンパ種を発病してしまいます。
そして発病した猫の90%は延命治療をしても3ヶ月~1年以内に亡くなります。
それだけ恐ろしい病気なので、やはり覚悟は必要だと思っています。
でもほんの数%でも健康に生きられる可能性があるのならば、
奇跡を信じたいと今は思っています。
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# by capucine40 | 2008-01-14 13:54 | sima-cat

抗がん剤治療の開始

1月7日の月曜日に抗がん剤投与の為にシマを病院に半日入院させました。
月曜日で伊右衛郎さんもお休みだったので、2人で病院へ連れて行くことに。
準備をしていると病院へ行くことを察知したシマは、
あれだけ呼吸が苦しい状態なのに、大暴れして逃げました。
私たちがシマを救いたいと思う気持ちとは裏腹に、
シマにとっては病院へ行くこと自体がかなりのストレスなのだと思います。

『ごめんね~!!』と謝りながらも無理やり洗濯ネットに入れて
その後いつものキャリーバッグへ入れ、病院へ向かいました。
先生からもう一度伊右衛郎さんにも、現状と抗がん剤治療について
詳しく説明してもらいました。
抗がん剤を投与するということは体に毒を入れるということ。
その抗がん剤が効いて来る可能性は五分五分ということ。
正直、医者が五分五分という言葉を使う時はダメな可能性が高いこと。
大きな大学病院へ行けば、莫大なお金を掛けて放射線治療もできます。
放射線治療でがん細胞を破壊していけば劇的に腫瘍は小さくなります。
でも、それだけシマの体への負担は大きいし、果たしてそれだけの治療を
ペットにするべきかどうか?獣医でも疑問に感じるとのことでした。
半分以上の人はこれが寿命と捉え、治療せずに看取ることを選んでいるそうです。
今シマの肺には水が溜まってしまっているので、呼吸が辛いのですが、
先生は水を抜く治療はしないそうです。
胸に注射器を挿して抜き取るのでとても痛いし、暴れてそれが呼吸困難の
きっかけになって死んでしまうこともあるかもしれないと言います。
今ある1/3の肺で呼吸をしていく方法を取るのが賢明だと説明してくれました。

延命治療というものは、余命一ヶ月と診断された子が
一ヶ月を超えて一回でも多く抗がん剤を投与できればそれで延命なのです。
シマの場合白血病の影響でもともと白血球が正常な猫の半分しかありません。
抗がん剤はこれから作られようとするがん細胞の増殖を止めると同時に
白血球も破壊してしまうので、数が半分くらいに減ってしまうことがあるそうです。
シマの白血球の数は約5000個です。
1000個代になってしまったらもう次の抗がん剤は投与できないのです。
その時点で延命治療も諦めることになります。
かなり気持ちは沈んだけれど、今のシマにはこの方法しか残っていません。
『よろしくお願いします!』と病院にシマを預け、私と伊右衛郎さんは
シマが元気になることを信じて、たくさんの餌を買いに行きました。

夕方、シマを迎えに行くとちょこんと診察台に座っていました。
右前足の毛を刈られて、そこから静脈注射で治療をしたそうです。
『3~4時間かけて点滴・注射をする間ジッ~といい子にしていました。
特に拒否反応も起こさずに落ち着いています。』という先生の言葉を聞いたとき、
なんだか、ふわっと気持ちが軽くなったような感じがしました。

帰宅すると心配したcapu母がマグロの刺身を持って来てくれました。
しかし、相当体がだるいようで結局1切れしか食べられませんでした。
そんな状態でも名前を呼べばか細い声で返事をするし、
朝は力を振り絞って私にぶつかり、今までと同じように起こしてくれました。

翌日から朝晩食後にステロイドの錠剤を飲ますように言われていました。
呼吸の苦しそうなシマの口に無理やり錠剤を入れるのは本当に可哀想です。
しかし、抗がん剤投与とステロイドの服薬から3日とたたないうちに、
シマの様子はみるみる変わってきています。
幸いなことに下痢や嘔吐といった副作用もいまのところ見られません。
・うつ伏せの体勢しか取れなかったのに仰向けで寝られるようになった。
・食欲も多少戻り、少しだけれど水を飲むようになった。
・高いところ(1mくらいまで)に登れるようになった。
・私が帰宅すると玄関までお迎えに来てくれるようになった。
・爪みがきやティッシュ、ねずみのおもちゃに興味を示すようになった。
・朝起こしてくれる時に噛み付いたり猫パンチをするようになった。
頭の中でいろいろ考えて悩んだけれど、やって良かったと心底思います。
来週の血液検査の結果まで安心はできませんが、
元気を取り戻しつつある姿を見て本当に嬉しいです。
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# by capucine40 | 2008-01-10 11:40 | sima-cat