猫白血病キャリアと判明して生後半年で保護した愛猫シマ。2歳半でリンパ腫を発症し、7ヶ月の闘病生活を経て3歳と1ヶ月で永眠しました。猫と映画とお酒をこよなく愛するcapucineの日記です。
by capucine40
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリ
以前の記事
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2008年 01月 ( 3 )   > この月の画像一覧

回復しています

今日は抗がん剤の投与から一週間経ったので、病院へ検査に行きました。
血液検査の結果次第で、白血球の数値が下がっていないようならば、
次の抗がん剤を投与する予定が立てられるということだったので、
良い結果を期待しつつ病院へ向かいました。

触診で先生がシマの状態がとても良くなっていることに驚いていました。
それでも、体重を測定してみると5.3kg。前回より0.5kg減っています。
聴診器を当てると全く聞こえなかった心臓の音がよく聞こえるということで、
(私も抱いた時にトクトクと心音が伝わって来る変化を感じていました。)
すぐにレントゲンを撮って状態を確認しましょうということになりました。
血液検査とレントゲン写真ができるのに10分程待ちましたが、
その時間がとても長く感じました。
状態が良くなっているのだから良い結果に間違いないという想いと、
期待しすぎて焦ってはいけないと心を落ち着かせる気持ちが戦っていました。

そして診察室に呼ばれて先生から説明を受けました。
びっくりするほどの回復力だということです。
前回、肺を真っ白に覆っていたレントゲン写真は心臓の半分が見えるようになり、
横隔膜のラインがはっきりと見て取れる程に変化していました。
呼吸困難の心配はしばらくはなさそうだということです。
あとは肺前方の影が鮮明になり心臓がはっきり見えるようになれば、
再発しない限り、今までと同じように生活していけるということでした。
ただ、一つ問題があり、5000個あった白血球が減少し3000個程しかないそうです。
もう少し白血球の数が増えてくるまでは抗がん剤の投与は見送った方が良いようです。
来週の血液検査の結果とレントゲンによる肺の状態を見て、
今後の治療方針を決めて行くことになりました。
とにかくシマが辛くない状態を脱することができて本当に良かったです。

猫白血病ウィルスは感染猫の80%が数年内にリンパ種を発病してしまいます。
そして発病した猫の90%は延命治療をしても3ヶ月~1年以内に亡くなります。
それだけ恐ろしい病気なので、やはり覚悟は必要だと思っています。
でもほんの数%でも健康に生きられる可能性があるのならば、
奇跡を信じたいと今は思っています。
[PR]
by capucine40 | 2008-01-14 13:54 | sima-cat

抗がん剤治療の開始

1月7日の月曜日に抗がん剤投与の為にシマを病院に半日入院させました。
月曜日で伊右衛郎さんもお休みだったので、2人で病院へ連れて行くことに。
準備をしていると病院へ行くことを察知したシマは、
あれだけ呼吸が苦しい状態なのに、大暴れして逃げました。
私たちがシマを救いたいと思う気持ちとは裏腹に、
シマにとっては病院へ行くこと自体がかなりのストレスなのだと思います。

『ごめんね~!!』と謝りながらも無理やり洗濯ネットに入れて
その後いつものキャリーバッグへ入れ、病院へ向かいました。
先生からもう一度伊右衛郎さんにも、現状と抗がん剤治療について
詳しく説明してもらいました。
抗がん剤を投与するということは体に毒を入れるということ。
その抗がん剤が効いて来る可能性は五分五分ということ。
正直、医者が五分五分という言葉を使う時はダメな可能性が高いこと。
大きな大学病院へ行けば、莫大なお金を掛けて放射線治療もできます。
放射線治療でがん細胞を破壊していけば劇的に腫瘍は小さくなります。
でも、それだけシマの体への負担は大きいし、果たしてそれだけの治療を
ペットにするべきかどうか?獣医でも疑問に感じるとのことでした。
半分以上の人はこれが寿命と捉え、治療せずに看取ることを選んでいるそうです。
今シマの肺には水が溜まってしまっているので、呼吸が辛いのですが、
先生は水を抜く治療はしないそうです。
胸に注射器を挿して抜き取るのでとても痛いし、暴れてそれが呼吸困難の
きっかけになって死んでしまうこともあるかもしれないと言います。
今ある1/3の肺で呼吸をしていく方法を取るのが賢明だと説明してくれました。

延命治療というものは、余命一ヶ月と診断された子が
一ヶ月を超えて一回でも多く抗がん剤を投与できればそれで延命なのです。
シマの場合白血病の影響でもともと白血球が正常な猫の半分しかありません。
抗がん剤はこれから作られようとするがん細胞の増殖を止めると同時に
白血球も破壊してしまうので、数が半分くらいに減ってしまうことがあるそうです。
シマの白血球の数は約5000個です。
1000個代になってしまったらもう次の抗がん剤は投与できないのです。
その時点で延命治療も諦めることになります。
かなり気持ちは沈んだけれど、今のシマにはこの方法しか残っていません。
『よろしくお願いします!』と病院にシマを預け、私と伊右衛郎さんは
シマが元気になることを信じて、たくさんの餌を買いに行きました。

夕方、シマを迎えに行くとちょこんと診察台に座っていました。
右前足の毛を刈られて、そこから静脈注射で治療をしたそうです。
『3~4時間かけて点滴・注射をする間ジッ~といい子にしていました。
特に拒否反応も起こさずに落ち着いています。』という先生の言葉を聞いたとき、
なんだか、ふわっと気持ちが軽くなったような感じがしました。

帰宅すると心配したcapu母がマグロの刺身を持って来てくれました。
しかし、相当体がだるいようで結局1切れしか食べられませんでした。
そんな状態でも名前を呼べばか細い声で返事をするし、
朝は力を振り絞って私にぶつかり、今までと同じように起こしてくれました。

翌日から朝晩食後にステロイドの錠剤を飲ますように言われていました。
呼吸の苦しそうなシマの口に無理やり錠剤を入れるのは本当に可哀想です。
しかし、抗がん剤投与とステロイドの服薬から3日とたたないうちに、
シマの様子はみるみる変わってきています。
幸いなことに下痢や嘔吐といった副作用もいまのところ見られません。
・うつ伏せの体勢しか取れなかったのに仰向けで寝られるようになった。
・食欲も多少戻り、少しだけれど水を飲むようになった。
・高いところ(1mくらいまで)に登れるようになった。
・私が帰宅すると玄関までお迎えに来てくれるようになった。
・爪みがきやティッシュ、ねずみのおもちゃに興味を示すようになった。
・朝起こしてくれる時に噛み付いたり猫パンチをするようになった。
頭の中でいろいろ考えて悩んだけれど、やって良かったと心底思います。
来週の血液検査の結果まで安心はできませんが、
元気を取り戻しつつある姿を見て本当に嬉しいです。
[PR]
by capucine40 | 2008-01-10 11:40 | sima-cat

ついにこの日が・・・

今年に入ってから、なんとなくシマの食欲の低下を感じていました。
年始の休みが終わったら一度病院へ行かないと、
と思っていたらみるみる調子が悪くなってきました。
あまり動かずジッとしていることが多くなり、高い所に登らないし毛繕いもしない。
最も気になったのは呼吸の荒さ。
急遽病院に行く予定を早め診察してもらいました。

聴診器を当てた先生のひとことに大きな衝撃を受けました。
『まずいね。心臓の音が全く聞こえない。』
その後血液検査とレントゲンを撮ると、胸の辺りに大きな腫瘍が
出来ており(胸腺型リンパ腫)肺を圧迫していることが分かりました。
シマの肺は1/3しかレントゲンに映っておらず、
以前撮ったレントゲン写真と見比べると、その差は明らかでした。

信じられませんでした。
腫瘍は1・2ヶ月で徐々に大きくなったものですが、
シマの体調はガクッと急激に落ちました。
大晦日には大好きなマグロをたらふく食べて、走り回っていました。
このまま腫瘍が大きくなればあとひと月程度で呼吸できなくなり亡くなってしまうそうです。
猫白血病ウィルスに感染した猫の典型的なパターンで、
散々インターネットで調べてきた通りの道筋。
シマは推定2005年7月産まれなので、現在2歳半くらいです。
猫白血病ウィルスに感染した猫の多くは2歳~3歳で体のどこかにリンパ腫が出来ます。
私の中ではその時が来るかもしれない覚悟はしながらも
シマは大丈夫なんじゃないか?という根拠のない自信がありました。
他の猫ちゃん達と変わりなく過ごす元気なシマをみて、
私はこの病気の怖さを忘れてはいなかったけれど、
病気に対して目を見張ることに甘過ぎた気がします。
このまま苦しんで行く姿を看取るのか、抗がん剤を投与する延命治療をしてみるか、
その選択にものすごく悩みました。
今現在呼吸が苦しい状態をなんとかしてあげたいと思うのが一番ですが、
抗がん剤を投与すれば副作用で下痢・嘔吐を繰り返し、
腫瘍に対する効果が得られない可能性もあります。
どちらにしろ苦しむシマを考えたら泣けて泣けて仕方なかったです。
でも泣いている間にも病気は進行しています。
猫白血病ウィルスに感染していると分かったから飼うことにしたシマです。
2年前、体調の悪かった野良猫のシマがただのネコ風邪だったら、
シマと私の2年間は無かったし、あの時私は病気と闘う覚悟をしてシマを飼ったのです。
だからまだ諦めない。シマの生命力を信じ、抗がん剤治療をします。

宣告から一夜明け、今日のシマはとても元気です。
呼吸が苦しそうな様子は変わりませんが、
よく食べ、鳥を見て鳴き、私に頭突きを喰らわします。
そんなシマを見ると伊右衛郎さんは隠れて泣いているようです。
少しでもシマが辛くない状態になることを期待し、シマも私も頑張ります!!
[PR]
by capucine40 | 2008-01-06 13:40 | sima-cat