猫白血病キャリアと判明して生後半年で保護した愛猫シマ。2歳半でリンパ腫を発症し、7ヶ月の闘病生活を経て3歳と1ヶ月で永眠しました。猫と映画とお酒をこよなく愛するcapucineの日記です。
by capucine40
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眼の異常

シマに新たな病状が現れてしまいました。
一昨日、帰宅すると左眼の瞳孔が開いたままの状態でした。
猫の瞳は明るいところでは細くなり、暗いところではまん丸になるもの。
シマの瞳は明るい場所でも細くなりません。
今まで調べたことを思い出して、とても嫌な予感がしました。
まず、ずっと飲んでいる抗生物質のバイトリル
この薬の副作用には「失明等の視覚障害が認められた」とあります。
この薬を飲ませることには最初から少し抵抗がありました。
しかしその前に試した抗生剤はどれも下痢・嘔吐を引き起こしてしまうので、
結局この薬に行き着いて仕方なく飲ませています。
もう1つ思い当たるのは…脳への転移。
もしそうなら、光を認識することができず瞳孔が開いたままなのかもしれません。

そんな鬱々な気持ちを抱えて病院へ診察に行くと、
瞳孔というよりその周りの虹彩(こうさい)に問題があるようです。
猫は虹彩が収縮、拡張するので瞳の大きさが変わります。
シマの場合はその収縮ができなくなっているようです。
そして虹彩によって作られた瞳の形もよく見るといびつです。
反応もあるし見えているので脳に異常があってということではないようです。
リンパ球の異常によって、目が白く濁って見えなくなってしまう症例があるので、
考えられるのはそのような症状が現れる前兆かもしれないということです。
また、薬の副作用もあると言われてはいますが、とても稀なことだそうです。
それでも無いと言い切れない限り、今の薬は飲ませられないので、
また新しい抗生剤に変えてもらうことにしました。

思えばここ一週間くらい、我が家で一番高い場所である、
食器棚の上にシマは登っていません。
テレビの上にジャンプするのにも三度くらいためらって動きます。
おそらくピントが合わなくて距離感が掴めないのだと思います。
結局、シマが抗生剤を飲まなければならないのは、
抗がん剤によって低下している免疫力を補うためです。
感染するかしないか分からない細菌の予防の為に、
副作用があるかもしれない薬を毎日飲まなければなりません。
もし副作用による目の異常だったらと思うと、
私の選択してきた治療は本当に正しかったのか?という思いに押しつぶされて、
自分を責めても責めきれないというか・・・なんともやるせない気持ちです。
大きさの違う瞳できょとんと私を見つめるシマを見ると、
こんなに頑張っているのにどうしてシマばかり…と悲しくなります。
もしかしたらそろそろ治療断念も視野に入れなければならない時期が
来ているのかもしれません。失明してまで治療を続けるのは疑問です。
抗がん剤もまだ7回しか打てていないので止めるには早すぎます。
でも、このまま体の異常が増えて行くようなら、
調子の良い状態で余生を送らせてあげることもひとつの道なのかなと思っています。
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by capucine40 | 2008-06-06 12:50 | sima-cat

おヒゲが生えてきたよ!

今日はシマの病院の日。
4月はずっと体調が今ひとつだったシマですが、何も問題なく診察が終わりました。
先月から今月にかけて白血球の数値が戻らないので予定通りの抗がん剤が打てず、
副作用でずっと下痢と便秘を繰り返していました。

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抗がん剤に対しての副作用があまりに大きいので、今はオンコビンという
抗がん剤一本を、通常の3/4の量で投与する治療をしています。
口から飲ませるシクロフォスファミドという錠剤の抗がん剤は、
シマには強過ぎるのでしばらく見送りです。
ほとんど抜けて一本になってしまっていたヒゲも、抗がん剤の量を変えたら
わんさか生えてきて、何と言ってもシマが元気で食欲があり、
体重も念願の5kg台(正確には5.35kg)に戻ってくれて本当に嬉しいです。

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             ■網戸に登り・・・食器棚に登り・・・元気すぎて困る■

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抗がん剤は投与量が多すぎても少なすぎても意味がないので、
この匙加減は獣医を信頼するしかありません。
シマは一般的な量と同じだけ投与してしまうと、副作用が強く出て、
決められた期間(今は3週間に1回)での抗がん剤投与ができないスローペースな子
なので残された時間もゆっくり過ぎて行くのでは?と思っています。
病院の先生も薬に対する反応が強い子は、
比較的生存期間が長い気がすると言っていました。

最近はどこにも遊びに行けないし、予定はシマの病状に左右されっぱなしだけど、
まだまだシマと過ごせることが本当に有り難いと思います。
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by capucine40 | 2008-05-23 21:37 | sima-cat

骨髄抑制

今週は週に3日も病院に通いました。
火曜日の抗がん剤投与の予定は白血球が2600まで減少のため延期に。
その日に飲ませた抗生物質の副作用で、深夜に嘔吐と下痢が続き、
翌朝には41℃近くまで発熱してしまいました。
病院で点滴と注射をしてもらい、抗生物質の服薬は中止することにしました。
それでも翌日には走りまわる程に回復し、
金曜日には予定通り抗がん剤が打てるものだと思っていました。
しかし、血液検査の結果白血球は4800まで増加したものの、
貧血が進行しておりまた見送りとなりました。

この貧血、ただの副作用なら良いのですが、癌が骨髄まで進行して
骨髄抑制を起こし、造血能力がなくなったことによるものであれば…
もう手の打ちようがないということです。
貧血というのは赤血球の占める割合が減少している状態のことを言います。
なので血の濃度=何%と表現されるのですが、
抗がん剤を打つ前のシマは血の濃度38%でした。
今は27%まで低下しており危険とされる25%以下にはなっていません。
しかし今の状態で抗がん剤を打つのは危険なことです。
血液を調べたところ赤血球が古いものばかりで、
新しく作られたものが見られないそうです。
もし非再生性貧血(血が造られないことによる貧血)であれば、
猫には輸血もあまり意味が無く1日2日の延命しかできないそうです。

シマを保護したばかりの頃、やはり同じように高熱を出していて、
毎日点滴の為に病院に通っていました。あの時も貧血がひどく、
病院の先生にも「動くのがやっとなくらいの貧血だよ」と言われました。
でもシマはまだ遊びたい盛りで毎日飛んだり跳ねたり、とても元気でした。
今も貧血の症状は舌が少し白っぽくなっているくらいで、
息切れしたり動くのが辛そうな様子はありません。
今願っていることはシマが辛くない状態で居られること。
命が尽きてしまう日が来ても苦しまないで欲しい。それだけです。
今が辛くないのなら無理に抗がん剤を打つ必要もないのかとも思いますが、
また肺のリンパ腫が心臓を圧迫するようになったら・・・。
あんなに苦しそうなシマを何度も見るのは辛いです。
そう思うと抗がん剤を打てないもどかしさもあります。

とにかく、来週からは3日に1回病院で血液検査をして、
抗がん剤を打てるタイミングを見逃さないようにしなければなりません。
何よりこの貧血が副作用によるものでありますように…。
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by capucine40 | 2008-03-22 13:44 | sima-cat

薬の副作用

シマは新しい抗がん剤が効いたようで、現在とても元気に毎日を過ごしています。
今年に入ってからは体調が悪いせいか、全く一緒に寝てくれなくなったのに、
最近は毎日布団のど真ん中で寝てます。
なので私は布団の隅に追いやられ、かなり寝心地が悪いのですが、
朝目覚めた時に眠った時と変わらないシマの顔が横にあるだけで、
そんな思いは一瞬で吹き飛んでしまいます。

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               ■こんな格好もできるようになったよ■

ずっと食べられなかったご飯も食べられるようになり、
栄養価の高いドライフードをたくさん食べてくれるので、
ひとまず体重の減少は落ち着きました。
ただ、薬の副作用で少々下痢気味なことと、嘔吐が一度ありました。
今はステロイドと抗生物質を飲ませています。
以前飲んでいた漢方薬のように進んで飲んではくれないので大変です。
元気のなかった時は抵抗する力もなかったので飲ませられましたが、
体力の回復した今は逃げ回り暴れまくる。
それでも無理やり飲ませる私はシマに嫌われつつあります。
嬉しい悲鳴なんですけれどね~。

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            ■伊右衛郎さんに買ってもらったチーズのお家■

薬の副作用は長期に渡って使用する程出やすくなるそうです。
今週は錠剤の抗がん剤を飲ませなければなりません。
この薬はとても強いので獣医師からは
ご主人が手袋をして飲ませて下さいと念を押されました。
副作用で胎児に影響が出たり不妊の原因にもなるそうです。
そんなのシマに飲ませて大丈夫なんだろうか…とかなり不安です。
飲ませた後に膀胱に薬剤が留まると、膀胱炎になることもあるそうで、
投薬して二時間後には利尿剤を飲ませて尿を排出させます。
伊右衛郎さんは薬を飲ませるのが下手だし、
この日は将来出産予定のないcapu父かcapu母にお願いしようかと思っています。

薬の副作用は怖いけれど避けられないものです。
先生は抗がん剤治療は格闘技に似ていると言っていました。
相手(がん)にダメージを与えようと殴れば、自分の手も痛い。
それが副作用なんだと。
そして決して相手(がん)を殺すことはできないけれど、
もう立ち上がることが出来ない状態まで叩く。
油断をして叩くことを止めれば相手(がん)はすぐに復活するのです。
自分の手に限界が来るまでは叩き続けなければなりません。
シマが最強の格闘家と信じて、私たちは応援するのみです。

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                    ■これでも格闘中なんだよ■
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by capucine40 | 2008-03-12 11:38 | sima-cat

新しい病院へ

辛そうなシマを見ていて、先週末には私まで胃腸を壊してダウン。
夜は眠れないし、食べ物を受け付けませんでした。
シマの呼吸は相変わらず辛そうなのに、毎週の病院では何の処置もしてもらえず、
見るに耐えなくなった私は外科的処置を取ることにしました。
今まで通っている病院の先生は胸水を抜くことはしないと、
言っていたので、新しい病院へ診察に行きました。
そこは今までの病院より少し大きく、他にもわんこやにゃんこがたくさん。
シマはとても怖がりなのでそんな所へ連れて行くのは本当に忍びなかったけれど、
もうほとんど息を吸えていない状態なのに
抗がん剤が効くまで待つということはできませんでした。

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            ■毛布に寝かせてもグタっとなって動きません■

新しい病院は設備も整っていて、酸素を入れながらの麻酔で
痛みを感じることなく胸水を抜くことができるということだったので
安心してシマを預けることができました。
しかし、夕方迎えに行くとシマの胸のエコー画像にショックを受けました。
胸水はほとんど溜まっていなかったのです。
レントゲンの影の正体は大きくなったリンパ腫で、
そのリンパ腫が心臓を押しつぶしていました。
丸い心臓がリンパ腫に押しつぶされて8の字のような形になっていて、
ドクドクと上の丸と下の丸で二段階の鼓動をしていました。
その動きはまるで悲鳴を上げているようで目を覆いたくなる程。
心臓にとてつもない負担がかかっていると先生は言っていました。
酸素も十分に取り入れることができないので血色も悪かったようです。
入院中は酸素室の中に入れてもらっていたので、
かなり楽だった様子で横になって寝ていたそうです。
抜く胸水が無かったということは、もう抗がん剤の効果に期待するよりほか
シマの呼吸を楽にする方法はありません。辛い現実です。
そして先生から「ちょっと興奮していて連れてこられないので、
一緒に来てもらってもいいですか?」と言われ、診察室の奥へ入っていくと、
ちょうどド真ん中辺りのケージでライオンのように吠えているシマに驚きました。
上下左右をわんことにゃんこに囲まれて、パニック状態でした。
私が「シマ~お家に帰るよ!!」と手を差し出すと、バリッとひと掻き。
そして流血・・・。キャリーに入れ替えるまで大変でした。
どこにそんな元気が残っていたのか。

もうこの先何ができるのか、どうすればいいのか。
新しい病院の先生は『やるならとことんやるしかないです。
この病気の最後は見ていられない程苦しいことも覚悟して。
結果、手を下さなければならない時も来るかもしれない。』と言いました。
私の中では何が何でも安楽死は選択肢に無いのですが、
そういう考えが頭をよぎる未来があることは確かなようです。

とにかく今は続く治療を乗り越える為に食べて欲しいです。
体重が減る一方なので、何でもいいから少しでも食べてくれたら…。
そう思って並んだシマのえさ場はまるで王様の食卓です。
食べすぎで困っていていつもお皿が空っぽだったことが嘘のようです。

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          ■カリカリ3種に缶詰2種、ちくわに干物にマグロ刺し■
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by capucine40 | 2008-03-05 17:25 | sima-cat

薬が効きません

シマの状態はその後も変わらず、体重はついに4kg代になってしまいました。
最近はご飯もほとんど食べず、スープタイプの缶詰を舐める程度です。
日によって体調の良い日と悪い日があるようです。
良い日はまだ朝になると私を起こしに来てくれます。
悪い日は北側の暗い部屋の隅にうずくまって鼻と口で浅い呼吸しています。
呼吸が速く、もうダメなのかな…と思うくらい悪い日もあります。

薬が効いていないのか、肺は真っ白なままで
以前のような劇的な変化を見ることはできません。
抗がん剤を投与しても以前は1日グッタリだったのに、のそのそと歩いています。
抗がん剤が体にダメージを与えないということは、
ガン細胞に対する効果も得られない可能性が高いのかもしれません。
しかも、左の肩にこんなに大きな脱毛の痕を発見。
病院の先生は皮膚病ではなさそうなので薬の副作用かストレスでは?
と言っていました。

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                  ■は、禿げちゃいました…■


シマは元気だと言っても、本当は心底元気だなぁと思ったことは
今年に入ってからはありません。
元気だと判断する元気さの基準が下がっているだけで・・・。
以前当たりまえのようにしていたことをするだけで、
今日のシマは元気だね~と言ってしまっているのです。

抗がん剤を打った日の夜は心配で熟睡できず、何度も起きて状態を見ています。
少し眠ると草むらを走り回っているシマの夢を見ます。
目が覚めると、そんな姿を見られなくなった現実に涙が出ます。
シマがうちにやってきてちょうど2年。
この2年間、24時間いつも一緒に居たから寂しいです。
シマに執着してしまっているのは、自分の為なのかなと思ったり。
助けられたのは私の方なんだなと思ったり。
病気と闘っているシマを見ながら、いろんなことを考えます。
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by capucine40 | 2008-02-23 16:00 | sima-cat

戻ってしまいました

味噌作りを終えて自宅へ戻ったのは夕方。
珍しくシマは玄関までお出迎えに来てくれません。
ちょっと拗ねつつ近づくとなんとなくシマの呼吸の仕方がおかしく感じました。
昨夜は私が実家に泊まって留守にしていたので、
伊右衛郎さんに電話して昨夜のシマの様子を聞くと、
何ら変わった様子もなくご飯もよく食べたということでした。
その夜はマグロと鯛の刺身を買って帰ったのに、1切れ食べたか食べないか。
やっぱり私が留守にしてしまったことがストレスに感じたのかも。
そう思って出来るだけ一緒に過ごそうとしたのですが、
どうやら放っておいて欲しいような気配で北側の暗い部屋でじっとしていました。

これは良くない・・・。そう思い翌朝1番で病院へ連れて行きました。
次回の来院予定は18日の月曜日だったので、
先生にも「今日はどうしたの?」と聞かれ「呼吸が気になって・・・」というと、
かなり胸部の上の方で心臓の音がしているようで、
また肺が圧迫されている可能性が出てきたということでした。
前回診察を受けたのは4日の月曜日。
1週間でそんなに病状が急変するとは信じられなかったのですが、
レントゲンを撮ってみるとクリアだった肺がまた元通り真っ白でした。
余命1月と言われたのに目標の1ヶ月を元気に過ごしたシマ。
また病状が元に戻ってしまったことがショックでした。
でもこの1ヶ月以前と変わらずよく食べたのに体重は減る一方。
6.4kgあった体重は今5.34kgになっています。
今回はひとまずステロイドの注射を打ってもらい、
今後の抗がん剤投与の予定を先生と相談することになりました。

この病気は本当に先が読めないというか、突然体調が崩れます。
昨日まで元気だったのに・・・どうして??の繰り返しなのかもしれません。
まさに一喜一憂。先日までは治ったんじゃないかと思う程元気でした。
注射の効果か、シマはまた少しずつ元気を取り戻してよく食べます。
しかし、お腹での呼吸は相変わらず。
また肺に水が溜まって苦しい思いをしないことを願うばかりです。

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               ■ボク、雪の日は寒くても元気だったよ■
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by capucine40 | 2008-02-13 12:26 | sima-cat

回復しています

今日は抗がん剤の投与から一週間経ったので、病院へ検査に行きました。
血液検査の結果次第で、白血球の数値が下がっていないようならば、
次の抗がん剤を投与する予定が立てられるということだったので、
良い結果を期待しつつ病院へ向かいました。

触診で先生がシマの状態がとても良くなっていることに驚いていました。
それでも、体重を測定してみると5.3kg。前回より0.5kg減っています。
聴診器を当てると全く聞こえなかった心臓の音がよく聞こえるということで、
(私も抱いた時にトクトクと心音が伝わって来る変化を感じていました。)
すぐにレントゲンを撮って状態を確認しましょうということになりました。
血液検査とレントゲン写真ができるのに10分程待ちましたが、
その時間がとても長く感じました。
状態が良くなっているのだから良い結果に間違いないという想いと、
期待しすぎて焦ってはいけないと心を落ち着かせる気持ちが戦っていました。

そして診察室に呼ばれて先生から説明を受けました。
びっくりするほどの回復力だということです。
前回、肺を真っ白に覆っていたレントゲン写真は心臓の半分が見えるようになり、
横隔膜のラインがはっきりと見て取れる程に変化していました。
呼吸困難の心配はしばらくはなさそうだということです。
あとは肺前方の影が鮮明になり心臓がはっきり見えるようになれば、
再発しない限り、今までと同じように生活していけるということでした。
ただ、一つ問題があり、5000個あった白血球が減少し3000個程しかないそうです。
もう少し白血球の数が増えてくるまでは抗がん剤の投与は見送った方が良いようです。
来週の血液検査の結果とレントゲンによる肺の状態を見て、
今後の治療方針を決めて行くことになりました。
とにかくシマが辛くない状態を脱することができて本当に良かったです。

猫白血病ウィルスは感染猫の80%が数年内にリンパ種を発病してしまいます。
そして発病した猫の90%は延命治療をしても3ヶ月~1年以内に亡くなります。
それだけ恐ろしい病気なので、やはり覚悟は必要だと思っています。
でもほんの数%でも健康に生きられる可能性があるのならば、
奇跡を信じたいと今は思っています。
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by capucine40 | 2008-01-14 13:54 | sima-cat

抗がん剤治療の開始

1月7日の月曜日に抗がん剤投与の為にシマを病院に半日入院させました。
月曜日で伊右衛郎さんもお休みだったので、2人で病院へ連れて行くことに。
準備をしていると病院へ行くことを察知したシマは、
あれだけ呼吸が苦しい状態なのに、大暴れして逃げました。
私たちがシマを救いたいと思う気持ちとは裏腹に、
シマにとっては病院へ行くこと自体がかなりのストレスなのだと思います。

『ごめんね~!!』と謝りながらも無理やり洗濯ネットに入れて
その後いつものキャリーバッグへ入れ、病院へ向かいました。
先生からもう一度伊右衛郎さんにも、現状と抗がん剤治療について
詳しく説明してもらいました。
抗がん剤を投与するということは体に毒を入れるということ。
その抗がん剤が効いて来る可能性は五分五分ということ。
正直、医者が五分五分という言葉を使う時はダメな可能性が高いこと。
大きな大学病院へ行けば、莫大なお金を掛けて放射線治療もできます。
放射線治療でがん細胞を破壊していけば劇的に腫瘍は小さくなります。
でも、それだけシマの体への負担は大きいし、果たしてそれだけの治療を
ペットにするべきかどうか?獣医でも疑問に感じるとのことでした。
半分以上の人はこれが寿命と捉え、治療せずに看取ることを選んでいるそうです。
今シマの肺には水が溜まってしまっているので、呼吸が辛いのですが、
先生は水を抜く治療はしないそうです。
胸に注射器を挿して抜き取るのでとても痛いし、暴れてそれが呼吸困難の
きっかけになって死んでしまうこともあるかもしれないと言います。
今ある1/3の肺で呼吸をしていく方法を取るのが賢明だと説明してくれました。

延命治療というものは、余命一ヶ月と診断された子が
一ヶ月を超えて一回でも多く抗がん剤を投与できればそれで延命なのです。
シマの場合白血病の影響でもともと白血球が正常な猫の半分しかありません。
抗がん剤はこれから作られようとするがん細胞の増殖を止めると同時に
白血球も破壊してしまうので、数が半分くらいに減ってしまうことがあるそうです。
シマの白血球の数は約5000個です。
1000個代になってしまったらもう次の抗がん剤は投与できないのです。
その時点で延命治療も諦めることになります。
かなり気持ちは沈んだけれど、今のシマにはこの方法しか残っていません。
『よろしくお願いします!』と病院にシマを預け、私と伊右衛郎さんは
シマが元気になることを信じて、たくさんの餌を買いに行きました。

夕方、シマを迎えに行くとちょこんと診察台に座っていました。
右前足の毛を刈られて、そこから静脈注射で治療をしたそうです。
『3~4時間かけて点滴・注射をする間ジッ~といい子にしていました。
特に拒否反応も起こさずに落ち着いています。』という先生の言葉を聞いたとき、
なんだか、ふわっと気持ちが軽くなったような感じがしました。

帰宅すると心配したcapu母がマグロの刺身を持って来てくれました。
しかし、相当体がだるいようで結局1切れしか食べられませんでした。
そんな状態でも名前を呼べばか細い声で返事をするし、
朝は力を振り絞って私にぶつかり、今までと同じように起こしてくれました。

翌日から朝晩食後にステロイドの錠剤を飲ますように言われていました。
呼吸の苦しそうなシマの口に無理やり錠剤を入れるのは本当に可哀想です。
しかし、抗がん剤投与とステロイドの服薬から3日とたたないうちに、
シマの様子はみるみる変わってきています。
幸いなことに下痢や嘔吐といった副作用もいまのところ見られません。
・うつ伏せの体勢しか取れなかったのに仰向けで寝られるようになった。
・食欲も多少戻り、少しだけれど水を飲むようになった。
・高いところ(1mくらいまで)に登れるようになった。
・私が帰宅すると玄関までお迎えに来てくれるようになった。
・爪みがきやティッシュ、ねずみのおもちゃに興味を示すようになった。
・朝起こしてくれる時に噛み付いたり猫パンチをするようになった。
頭の中でいろいろ考えて悩んだけれど、やって良かったと心底思います。
来週の血液検査の結果まで安心はできませんが、
元気を取り戻しつつある姿を見て本当に嬉しいです。
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by capucine40 | 2008-01-10 11:40 | sima-cat

ついにこの日が・・・

今年に入ってから、なんとなくシマの食欲の低下を感じていました。
年始の休みが終わったら一度病院へ行かないと、
と思っていたらみるみる調子が悪くなってきました。
あまり動かずジッとしていることが多くなり、高い所に登らないし毛繕いもしない。
最も気になったのは呼吸の荒さ。
急遽病院に行く予定を早め診察してもらいました。

聴診器を当てた先生のひとことに大きな衝撃を受けました。
『まずいね。心臓の音が全く聞こえない。』
その後血液検査とレントゲンを撮ると、胸の辺りに大きな腫瘍が
出来ており(胸腺型リンパ腫)肺を圧迫していることが分かりました。
シマの肺は1/3しかレントゲンに映っておらず、
以前撮ったレントゲン写真と見比べると、その差は明らかでした。

信じられませんでした。
腫瘍は1・2ヶ月で徐々に大きくなったものですが、
シマの体調はガクッと急激に落ちました。
大晦日には大好きなマグロをたらふく食べて、走り回っていました。
このまま腫瘍が大きくなればあとひと月程度で呼吸できなくなり亡くなってしまうそうです。
猫白血病ウィルスに感染した猫の典型的なパターンで、
散々インターネットで調べてきた通りの道筋。
シマは推定2005年7月産まれなので、現在2歳半くらいです。
猫白血病ウィルスに感染した猫の多くは2歳~3歳で体のどこかにリンパ腫が出来ます。
私の中ではその時が来るかもしれない覚悟はしながらも
シマは大丈夫なんじゃないか?という根拠のない自信がありました。
他の猫ちゃん達と変わりなく過ごす元気なシマをみて、
私はこの病気の怖さを忘れてはいなかったけれど、
病気に対して目を見張ることに甘過ぎた気がします。
このまま苦しんで行く姿を看取るのか、抗がん剤を投与する延命治療をしてみるか、
その選択にものすごく悩みました。
今現在呼吸が苦しい状態をなんとかしてあげたいと思うのが一番ですが、
抗がん剤を投与すれば副作用で下痢・嘔吐を繰り返し、
腫瘍に対する効果が得られない可能性もあります。
どちらにしろ苦しむシマを考えたら泣けて泣けて仕方なかったです。
でも泣いている間にも病気は進行しています。
猫白血病ウィルスに感染していると分かったから飼うことにしたシマです。
2年前、体調の悪かった野良猫のシマがただのネコ風邪だったら、
シマと私の2年間は無かったし、あの時私は病気と闘う覚悟をしてシマを飼ったのです。
だからまだ諦めない。シマの生命力を信じ、抗がん剤治療をします。

宣告から一夜明け、今日のシマはとても元気です。
呼吸が苦しそうな様子は変わりませんが、
よく食べ、鳥を見て鳴き、私に頭突きを喰らわします。
そんなシマを見ると伊右衛郎さんは隠れて泣いているようです。
少しでもシマが辛くない状態になることを期待し、シマも私も頑張ります!!
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by capucine40 | 2008-01-06 13:40 | sima-cat