猫白血病キャリアと判明して生後半年で保護した愛猫シマ。2歳半でリンパ腫を発症し、7ヶ月の闘病生活を経て3歳と1ヶ月で永眠しました。猫と映画とお酒をこよなく愛するcapucineの日記です。
by capucine40
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もう二度とお散歩しません!

私Capucineこの3日間、1日数時間しか眠れませんでした。
心身ともにボロボロでまるで抜け殻になってしまったようでした。
今日は今となっては笑い話であるその壮絶な3日間についてお話したいと思います。

9月10日は伊右衛郎さんのお誕生日だったので、
私のマンションでワイン片手にお祝いでも・・・という話になりました。
事件はその時起こりました。
ハーネスを彼に持ってもらってシマはベランダに出たのです。
私じゃなかったからなのか異常に暴れなんとハーネスが取れてしまいました。
シマはパニックになりベランダの下に落ちて猛ダッシュで走り去りました。
2人して唖然・・・ どうしよう・・・ どうしてよいのか分かりません。
とりあえず懐中電灯片手に近所を探し歩きました。
いない。いない。どこにもいない。不安が募って思わず泣き出してしまいました。
責任を感じている彼のせいではないのです。白血病であるという事実を深く考えずに
簡単にシマのことを人任せにしてしまった自分を責めていました。
なんて考え足らずな行動だったんだろうと悔やんでも悔やみきれません。
外の世界を知らないシマだから怖くてすぐ戻ってくるだろうと思っていたけれど、
何度外へ探しに行っても見当たりません。
夜明けが近づくにつれて、全然違う猫がシマに見えたり、
石や物陰までもが猫に見えてきます。そして眠れずに朝を迎えました。

仕事なんてとてもできる状態じゃなかったけれど、11日は支払日。
その上、今日は私しかいないという状況だったので、後ろ髪引かれる想いで出勤しました。
午前中にほとんど仕事を済ませ、午後からは市の動物保護センターへ向かいました。
迷い猫の届出があったらすぐに連絡をもらえるように手配しました。
少し早めに帰宅させてもらい、捜索をしましたが
昼間は暑さのせいなのかシマどころか猫が1匹も居ないのです。
ご近所をまわって庭のあるお宅には中までお邪魔させてもらいました。
「注意して鈴の音聞いておくね!」と言って連絡下さる方もいて、
マンション暮らしで忘れていたご近所付き合いの大切さや暖かさを感じました。
失踪から24時間、元気な姿を見られないことに落ち込んでいると・・・
近所で鈴の音が聞こえます。見るとシマらしき猫陰があります。
名前を呼んで近づきましたが緊張してじっと固まっています。
更に近づくと怯えてお隣の庭へ逃げました。
庭へ入れてもらったものの、どこにいるのか全く分かりません。
更に名前を呼んでみると、か細い声で返事が聞こえました。
そして鈴の音は遠のいて行き、次第に聞こえなくなりました。
このままでは私たちの体が持たないので少し仮眠を取ることにしました。
すると午前3時、激しい猫の喧嘩の声で目が覚めました。
シマかも!縄張りを荒らされた野良猫がシマを攻撃したのかもしれません。
あんなによく食べるシマが丸1日飲まず食わずで怪我でもしたら
もう絶対帰っては来られない気がします。
明け方、もう何度目の見回りでしょうか。
私の足はパンパンで、足の指には水ぶくれができていました。
すると、ほんのり明るい中で元気に走り去って行くシマの姿を目撃しました。
怪我もしていなさそう。何より無事を確認できたのでほっと胸をなでおろしました。

でも何で帰ってこないんだろう?帰って来たくないのかな?
3日目を迎えた朝、病院の先生のところへ相談に行きました。
迷い猫はパニックに陥っているので飼い主さへも判断できなくなってしまうそうです。
そして喧嘩はとても厳しい状況のようで、縄張り争いで追いやられると
どんどん遠くへ行ってしまい帰ってこられなくなることが多いそうです。
見つけたらシマの匂いが染み付いているキャリーを近づけるといいと教えてもらいました。
けれど、その日も日中はシマの姿を見ることなく夜が更けました。
もう絶望的だ・・・心が折れそうでした。そんなときお友達のブタカツちゃんと
ブタカツちゃんの彼も応援に駆けつけてくれました。
今夜は会社でほとんど仕事が手につかないでいた伊右衛郎さんがインターネットで
調べた方法を取ってみることにしました。
※シマのトイレの砂を近所にばら撒いて匂いをつけてやる方法。
※お腹が空いているハズだから匂いのきつい餌を置いておく方法。
それらの方法を取ると、効果抜群!しばらくしてすぐ近くで鈴の音がします。
あまり刺激しないように無視していると、
ベランダの柵に手をかけてこちらを覗いているのはシマでした!
しかし、人間の気配に気づくとやはり逃げてしまいました。
ここまで帰って来れたならきっとそのうちご飯が食べたくて帰ってくるに違いない。
深夜1時を回っていたので少し眠ることにしました。
深夜2時半、シマの鳴き声で目が覚めました。
ベランダで鳴いているのです。でも怖くて部屋への一歩が踏み出せないでいました。
散歩へ行くときに、外への一歩が踏み出せないのと同じです。
夜中だというのにシマはひたすら鳴き続け、徐々に部屋へと入ってはまた出ていきました。
そして眠ったふりをしている私の横を素通りした隙に、
私は一気にベランダへと駆け寄って窓を閉めました。
午前4時半。シマ無事生還!こうしてシマの3日間の大冒険は終了しました。
しかし、まだ恐怖心があるようで、私を威嚇しながら外へ初めて出たときと
同じように激しく部屋中を走り回っています。
雨が降っていたので体はびしょ濡れ、抱きしめると体はとても熱く感じました。
思ったほど痩せてはいなかったけれど、少し筋肉質になったような気もしました。
私に抱かれているとだんだん記憶が蘇って来たようで、
ゴロゴロと喉を鳴らし、私に頭突きをして甘えて来ました。
良かった~。本当に良かった。
これで安心したと思ったら、まだ外の世界に未練があるのか・・・
玄関で鳴き続けているのです。このままでは近所迷惑も甚だしいので、
シマを連れて会社へ行くことにしました。
私は会社で仮眠を取るために毛布を持参しました。2時間くらいは眠れたでしょうか?
シマは食事も睡眠も取れなかったのでしょう。食べては寝てを繰り返し、
猫だとは思えないような姿勢でもう10時間も深~い眠りについています。
私はぼ~っとした頭をコンコンと叩きながらなんとか1日仕事をしました。
伊右衛郎さんは寝坊してしまい、10時に出勤したようです。
なんて言い訳したんでしょうねぇ~?



☆そんな訳でみなさんへのお伺いやコメントへのお返事が遅れてしまいましたが
ご容赦下さいませ_(._.)_
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by capucine40 | 2006-09-14 16:18 | sima-cat

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